シネマ Part.？ 「Last Dance -離婚式-」

久々に映画を見てきました。（10月末頃にですが）『Last Dance -離婚式-』です。
２週間程度の上映なので、札幌でも11/9（明日じゃん）までです。
話題の映画ではありません。深夜番組の映画情報でも、とりあげられてなかったと思います。
特撮とか、そんな派手なものはありません。
強いて言えば、豪華客船・飛鳥でロケをしていたのが、派手と言えば派手…かもしんない。

きっと、"真矢みき"さんが出演してなかったら見に行かなかっただろうけど、なかなか楽しめた映画でした。
（舞台でも映画でも、出演者によって、見る見ないを決めるのおかしーだろーと、あまりしないよーにはして
いるけど…作品の内容がわかんなかったら、見る見ないの最後の判断は出演者だよなーと、自分に言い訳して
たりして…）


物語は、とあるＴＶ局が企画した、"離婚式"。
離婚が秒読段階のスター夫婦…（年齢の差は別として、ルミコ＆ケンヤのような感じかな"）と、離婚しよう
としているカップル100組？、豪華客船に集めて、ダンスの特訓を受けさせ、最後にダンスを踊って離婚させ
よう…と言う企画。＜ワケわからん企画だ(--)
（女優とその夫はダンスの特訓は受けないけど）

色んなカップルが集まってます。
妻子も出世街道も捨てて（と本人が言ってる）結婚したけど、新しい妻に捨てられそうな夫と、結婚に飽きた
妻。
妻が実は小説家（しかも官能小説の）とは知らない無関心夫と、無関心夫に空しくなった妻。
美人でバリバリのキャリアウーマンの妻と、年下で無職（らしい）のおどおどした夫…。

お互いに、歯車が少しだけずれているようで、見ていて「うーん、どうしてあと一言を言わないかなー」と
思うわけですが、その一言が言えてたら"離婚"なんて考えないんだろうなぁ…と、経験した事が無くても
しみじみ。

"真矢みき"さんは、バリバリのキャリアウーマン役。
（夫が無職と言うのは、パンフを見てはじめてわかりました。なんか、人物の描き方が足りないぞー！と思っ
たけど）自分より年下のギャルママ…じゃなくって、ギャル妻（とでも言うのか？）に「おばさん」と言われ
ショックを受けていたり、おどおどしている夫にイラついて「しっかりしてほしいわけ！わかる？」と説教
したり。なーんか、２番手の頃の雰囲気がチラホラと見えていた感じで、ベタベタの女性と言う雰囲気では
なかったので、ファンの私としては妙に嬉しかったです（笑）
きっとNGシーンでは、ダンスで、相手をリードしたんじゃなかろーか？と思うぐらい、ビシッとした感じでし
たね〜。
この、おどおどしている夫が、ライオンズの"松坂大輔"に似てて「野球やってなくていいのか?!」と思う程、
よーっく似てました。


それにしても、出演者がいろいろ〜。
山崎千里・清水よし子・ジェームス三木・川崎麻世・マギー司郎・マイケル富岡・森繁久弥…?!

でもねー…パンフレットには「森繁さんが出ると、場面が締まる」と言うような事が書いてあったけど、台詞
が不明瞭で、何を言っているのか、きちんと全部聞き取れなかったです…。口まわってないんじゃないか？
って。
確かに存在感はありました。だーけーど、口がまわってない役者使うかぁ?!そんならしゃべらせるなよぉ…と
思ったのは、私だけでしょぉか(--)


さて、この100組＋１組のカップル達、離婚したかどうか…。知りたい方は、映画館へどうぞ！！…と言いたい
のですが、もう終わっちゃうんですけどね。
そのうち、レンタルビデオに…なる…んだろうか？

（2001/11/8）